【2022】消防設備士甲種1類は未経験でも取得できます。-未経験資格マニア
消防設備士(甲種1類)は未経験でも一発合格できます。(2021年受験)
(ちなみに私は高校は普通科、大学は文系です。私がなぜこの業界に入ったのか気になる方はプロフィールをご覧ください。)
今回は未経験でも合格できる消防設備士(甲種1類)の勉強方法、使用したテキストなどご紹介していきます。
まずは私の試験成績です。
試験成績
このように未経験でも筆記、実技ともに90%は取ることが出来ます。
それでは合格の為の3つのポイントをご紹介します。
1.使用テキストに関して
未経験・予備知識ゼロからのスタートの場合この【超速マスター】から始めましょう。
全ての「基礎」が分かりやすく詰め込まれています。
(ちなみに私は甲種4類、乙種6類の時もこの超速マスターから始めて結果的には合格に導いて貰っています。)
ただこのテキストだけでは合格点は難しいです。(筆記試験は基礎問題が多いため応用問題に対応ができなくなります。また、実技問題は問題数が少なすぎます。)
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そこで必要になってくるのが【よく出るシリーズ】です。
これは基礎問題から応用問題ととにかく問題数が豊富で多くの問題パターンに触れることが出来ます。
また、実技問題も豊富でこの一冊で合格レベルまで引き上げてくれるでしょう。
(こちらも甲種4類、乙種6類でお世話になりました。)
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より多くの実技問題を経験したい場合はこちらの【受験対策例題集】を使ってみるのもいいでしょう。私はこの参考書で実技問題だけ解きました。
(最終的に合否の分かれ目は実技問題で6割を取れるかどうかです。より多くの実技問題に触れましょう。)
消防設備士受験対策例題集 第1類 | 消防防災関係図書のオンラインショップ (ec-fesc.org)
ちなみにおススメできないテキストはこちら↓↓↓
2.勉強方法に関して
甲種1類は大きく4つに区分されます。
(①法令、②基礎的知識、③構造・機能など、④実技)
① 法令は問題だけでなくそれに付随するすべての知識を丸暗記して下さい。
例えば令別表であれば1~20項全てです。
(1項ィは劇場、映画館、演芸場、観覧場みたいな感じ)
暗記は大変ですが裏を返せば暗記さえできればほぼ100%に近い数字を出すことが出来ます。是非とも法令で点を稼いでください。
② 基礎知識(機械・電気)は問題集を解くことが出来れば十分6-7割は目指せます。
問題も中学校レベル(オームの法則など)なので時間をかけずやりましょう。
③ 構造・機能などは施工レベルの問題など出てくるので一番苦労しました。(経験がないのでイメージが沸かないからです。)ですので時にはGoogleで検索したり材料をカタログから探したりしながらイメージを沸かせるようにしましょう。
繰り返して解くことにより問題にも慣れてきて7-8割は十分に目指せます。
④ 一番難関なのが実技(鑑別・製図)です。なぜなら仮に筆記が満点でも実技で6割を超えなければ不合格だからです。これはより多くの問題パターンに触れるほかありません。私の経験上問題集通りの問題が出たことはなく必ずひねった問題が出てきます。
そういった問題にも対応できる様、多くの問題を解いておきましょう。
3.勉強期間・勉強時間に関して
勉強期間3か月・勉強時間は180時間は必要です。
(ここは予備知識の有無で変わってきますが未経験・予備知識ゼロと仮定します。)
ここで大事なのは1発合格を目指すことです。大体解けるからやある程度マスターしたレベルでは不合格になりまた受験しなおさなければならず時間的にも費用的にも大きな損失となります。一発合格するために十分な勉強時間を確保しましょう。
資格試験勉強は隙間時間をいかに有効に使えるかです。
私の場合電車通勤(往復1時間)の電車の中、職場の就業前、休憩時間などとにかく空いてる時間を駆使しました。
(1日2時間勉強できれば3か月で180時間捻出可能です。)
理想としては
1か月半で1冊目
2週間で2冊目
1週間で3冊目(実技のみ)
残りの3週間で3冊の総まとめ
といった形がベストです。
では最後に
1.毎日1時間でもいいので勉強する癖をつけましょう
2.合格するんだという強い意志を持って日々の勉強に取り組みましょう
3.空き時間の有効活用をしましょう
この3つの意識で合格への道はグッと近くなります。
未経験でも3か月あれば合格することが出来ます。
消防設備士(甲種1類)取得を目指し頑張ってください!